マルセイユせっけん作成中
2010年 06月 11日前田京子さんの「お風呂の愉しみ」というシリーズで、生協や、東急ハンズなどでも売っているせっけんの手作りレシピです。
このせっけんの主な材料は、上質の油。
食用のオリーブ油、ココナツ油、パーム油などを使います。
オリーブ油のみの「オリーブ石けん」のレシピもあるのですが、
泡立ちを助けるココナツ油、
溶け崩れを防ぐパーム油を加えることでより使いやすいせっけんになります。
油のうち、オリーブ油が72%の石けんが「マルセイユ石けん」です。
以前は「最高に贅沢な石けん」といって、スイートアーモンドオイル、ホホバオイルを加える本当に贅沢な石けんを作ったこともあります。
これは、本当に、泡立ちがクリームみたいで、使い心地も最高の石けんでした。
今回は半年ほど前に、東急ハンズで買ってあった「マルセイユ石けん」用にミックスされた油を使ったのでお手軽に・・・
油がそろえば、他の材料は、「精製水」と「苛性ソーダ」のみ。
苛性ソーダは劇薬の指定がされているので、印鑑と身分証明を持って薬局で購入します。
この苛性ソーダの取扱には細心の注意が必要なので、かなり気合をいれないと石けんつくりに踏み切れないところ・・・
道具はキッチンにあるもので出来ます。
簡単に説明すると、分量の苛性ソーダに水を加え(みるみる温度が上がっていきます)40度まで冷やします。
油も湯せんで温め、40度にします。
油に、苛性ソーダ水を少しずつ注ぎいれながら、泡立て器で20分混ぜます。(これが大変です)
しばらく置いて、白っぽく、ほどよいとろみになったら、
牛乳パックの型に流し込んで、固めて、乾燥させて、1ヶ月以上熟成させれば完成・・・と、手間はかかりますがこれだけあれば、1年以上は洗顔石けんを買わずにすみます
今は、牛乳パックで固まるのを待っているところ。
気温や混ぜ具合によって1~7日くらいかかるので、また出来上がったらご紹介します。
by un-quart
| 2010-06-11 14:47
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